働きやすさならガールズバー
ガールズバーはあくまで接客業ですので、ナイトワークが未経験の方でも、気軽に働くことができます。
人とお喋りするのが好きで、話を聞いてあげるのも得意という方なら、基本的に始発まで働くという長時間の勤務もあっという間に感じられてしまうでしょう。
ナイトワークというと敬遠されがちですが、ガールズバーで働いたおかげでコミュニケーション能力が向上して、性格も明るくなった、という方も大勢います。
そんなガールズバーで働く際の注意点を説明します。
体力勝負な面がある
ガールズバーは勤務時間が長い傾向にあります。キャバクラが5時間くらいの勤務が平均的であるのに対して、ガールズバーは8時間勤務という場合が多くあります。これは「接待」を行うキャバクラと「接客」を行うガールズバーの法律上の違いから来ます。
さらにカウンター接客ですので、勤務中は基本的に立ちっぱなしになります。脚が痛くなってくることもあるので、ガールズバーは体力勝負の職場ともいえるでしょう。
しかしこの注意点もお店のスタイルやシフトの組み方などによって、さまざまな働き方ができるケースがあります。たとえば、一日2時間から3時間の短期勤務を許容しているような店もあるのです。終電あがりがOKの場合もあります。
また、立ちっぱなしで脚が痛くなるというデメリットに対しても、カウンター内では疲れにくい低いサンダルを履いていても良いというお店もあります。
入店する際に、そのお店のスタイルを確認して柔軟なスタイルで働けるかに注意しておけば、体力がなくとも充分に働いていくことができるのです。
お酒を覚える必要がある
ガールズバーの女性は、扱いがキャバ嬢などと違いバーテンダーです。そのため、お酒の種類を覚えて、注文されたカクテルなどを作らなくてはなりません。
このことを大変に感じる方も多くいますが、この点についても対処法はいくらでもあります。お客様は、女性にプロのバーテンダーのような振る舞いを求めません。
お酒の種類に関するマニュアルが完備されている店がほとんどですし、作り方をお客さんに聞いたりして確認しながら作業することもできます。
ですので、数日学ぼうとすれば充分に切り抜けられる程度の知識です。
お酒が強い方が有利
ガールズバーの仕事内容には、お客様に自分のドリンクを奢って貰って、会話をしながらお酒に付き合うというものがあります。
これがバックというシステムで、女性スタッフのドリンクは一杯あたり1000~2000円と割高に設定されています。そのドリンクを奢って貰うことで、その内の半分くらいを歩合給として受け取ることができます。
時給以外に稼げるポイントがあるのがガールズバーの特徴ですが、お酒に弱いと歩合給が多く貰えません。
ただ、この点にも対処法はあって、単価は低くなりますがソフトドリンクを奢ってもらうという手があります。
もっと言ってしまうとお酒をつくるのはスタッフ自身なわけですから、カクテルやサワーを注文してもらって薄いお酒を作ってごまかすという対処法もあるのです。