接客スキルを見直す
絶対に忘れてはいけないことは、キャバ嬢の仕事は「接客」だということです。接客とはお客様の話を聞いて、楽しい気分にさせてあげることです。「話を聞く」と言われると簡単なことだと思っていませんか?でも実は、「人の話をきちんと聞く」というのは、技術が要ることなのです。
今日はキャバクラの接客において見直すべきことを説明しますので、思うように指名が取れない、同伴が入らない、場内が撮れないなどの悩みがある女性はぜひ参考にしてみてください。
お客様に「共感」してますか?
楽しく話が盛り上がったと思ったのに、次の指名が来ない…そんな経験があるキャストの皆さんもいるでしょう。
落ち着いて前回の会話の内容を思い出してみましょう。お客様の話に、「でも」とか「だって」で反論していませんか?
実は指名が取れなかった原因はこれの可能性が高いです。
忘れてはいけないことは、キャバクラに来る男性客は、基本的に「自分の話をしたい」と思って来るのです。あなたの話を聞きたいわけではありません。
「キャバ嬢=トーク力」と思うとついつい言いたいことも出てきますが、違うと感じても、反論してはいけません。反論されると、人は「否定された」または「上から目線でものを言われた」と捉えがちです。
男性客に限らず、人は肯定して欲しい生き物です。お客様の言うことを全て肯定しろと言っているわけではありませんが、共感出来ないときや、理解出来ないときは、「そうなんだー」と感嘆で誤魔化したり、「そういう意見もあるんだ、なるほど」と逃げたり、相手を傷つけない言い方を選びましょう。
お客様の気持ちになってみると想像できることですが、キャバクラにいる時間は、出来るだけ共感してあげて、楽しい夢を見せてあげよう、くらいの心意気があると、指名に繋がりやすくなるかもしれません。
身なりへの投資をケチってませんか?
キャバ嬢は、最大限に着飾って、美しい姿でお客様の目を楽しませるのも仕事のうちです。
ドレスやヘアメイクにはそれなりにお金がかかるので、新人時代はお店のレンタルやセルフヘアメイクで済ませるのもアリかもしれませんが、指名を取っていくためには、自己投資も必要です。
実は売れっ子のキャストほど、美容費(エステ、ジム・整形・美容室など)にはお金をかけているはずです。衣装も自分を一番引き立たせてくれるドレスを選んで、自前で揃えますし、ヘアメイクはプロに任せます。セルフのケアと比べて、どうしても差が出るからです。
お店にはたくさんの女の子がいる中から、あなただけを選んでもらうためには、やはり努力が必要なのです。
容姿のよさは確かにキャバ嬢にとって有利ですが、稼げるかどうかは全く別の話です。無個性な美人よりは、話していて面白いとか、他の子にない個性がある嬢の方が人気が出やすいです。自分をよく観察して、他のキャストにはないチャームポイントを見つけましょう。それを引き立たせるような装いをすれば、お店の中で、唯一無二の存在になれるはずです。